このクラスでは 9点の作品を作ります。
作品1点につき制作にかかる時間の目安は15分〜3時間です。
水引結び18種類
結びのアレンジ 「シール」
結びのアレンジ 「カード」
結びのアレンジ 「アクセサリー」
春のフレーム 「野の花」
夏のフレーム 「金魚」
秋のフレーム 「十五夜」
冬のフレーム 「松竹梅」
鶴のお正月飾り
こんなことを学びます
「水引」ご存知ですか?
皆さんは水引と言えば、最初に何が思い浮かびますか?まず思い出されるのは、結婚式等、お祝い事に用いられる金封に巻かれている「水引」。
針金のようにも見えるこの素材、実は「紙」なのです。紙をこより状に丸め、糊を引き、塗料で色づけしたり、糸やフィルム等を巻きつけます。その「水糊を引く」という製法から、「水引」という名前がついたと言われています。
起源は飛鳥時代までも遡り、遣隋使が持ち帰った隋からの返礼品に、紅白の麻紐が結ばれており、そこから日本に広まったとされています(諸説あり)。
はじめは宮中への献上品に結ばれていた水引ですが、室町時代の武家文化で、贈り物に白い紙や熨斗、水引が使用されるようになり、広く一般的な文化となりました。
水引を「引く」ことは、未開封であること、清らかであることを示し、相手を思う心遣いを感じることができる日本の特徴的な贈答の作法です。
江戸時代には様々な色や結びが、大正時代には立体的な水引細工が生まれ、贈り物の水引作法とともに、華やかで美しい結びや細工が、現代に伝わっています。
受講後に期待できる効果
- 水引の扱い方や、素材について等、基礎知識を学びながら、最も基礎の結びを学べる。
- 基礎から応用まで、18の結びを身につけられる。
- 日本の四季を感じられるオリジナルデザインの水引フレームが作られる。
こんな方におすすめ
- 水引結びをはじめてみたい方
- 独学でやってきたけど、きちんと基礎を学び直したいと言う水引ご経験者の方
- 手芸に興味がある方
- 和文化に興味がある方
このクラスが特別な3つの理由
①CLASS101オリジナルデザイン
今回のオンラインクラスでお教えするフレームデザイン、お正月飾りのデザインは、このクラスのためにデザインしたもの。他ではお教えしていないデザインです。オリジナルデザインを含めて基礎から応用まで一つ一つ丁寧に教えますので、安心して受講してください。
②多様に活用できる基本の結びから学ぶ。
水引の扱い方や、素材について等、基礎知識を学びながら、最も基礎の結びから丁寧にお教えしていきます。
美しく結ぶための手の流れやコツ、結び自体を作品と捉えた時の魅せ方等をふまえながら、基礎〜応用まで、暮らしの中で日常的に使える結びまでを含め、18の結びをお教えします。
③暮らしの中を彩る素敵な作品まで!
前半で学んだ結びを使いながら、季節の作品を作っていきます。どの作品も、基本的に平面の結びで構成し、初心者でも取り組みやすい内容となっています。
付属のフレームは、暮らしの中へ自然と水引結びを取り入れていただけるよう、飾りやすい2Lサイズで、雰囲気ある木製のものをセレクト致しました。季節が変わるたびに中身を入れ替えながら、日本の四季を感じていただければと思います。
カリキュラム
クリエイター紹介
田中 杏奈
最初は難しいかもしれませんが、水引の上達は、数を結ぶこと。焦らず、一つ一つの所作を丁寧に確認しながら、挑戦してみてください。練習すれば必ず上達します。一緒に、結びの時間を楽しんでいただけますと幸いです。
初心者の方は基本中の基本から学べ、ご経験者の方は、美しい結びを結ぶためのコツを学べます。日本の文化「水引」を深く知るとともに、結ぶことの心地よさや楽しさ、結びが持つ奥深さを感じながら、集中する有意義な時間を提供できればと思います。
クリエイターインタビュー
Q. 水引結びの魅力を教えてください!
A. 今や、種類と色数をかけ合わせると、数百種類あると言われる水引。選ぶ組み合わせは無限です。その中から自分の感性やイメージする世界観に合わせて1本1本素材をセレクトしていく楽しみ。そして、紙紐というシンプルな素材であるからこそ、アレンジやアイデア次第で様々な作品を作ることができる可能性の大きさと汎用性が大きな魅力です。
Q.このクラスを通して受講生の方々にどんな経験をして欲しいと思いますか?
A. 基礎〜応用までの本格的な水引レッスン。また、季節毎の作品を制作することで、日本の四季の移り変わりや年中行事の意味に想いを寄せながら、新たな趣味に出会う特別な体験になれば良いな、との思いでカリキュラムのデザインをさせていただきました。
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